キャリアの迷いは、現在の問題として語られることが多い。しかしその背景には、長い時間をかけた働き方の変化がある。
本記事では、その歴史的な変化を簡単に整理する。
①前近代〜明治初期
(身分・職業固定の時代)
・生まれでほぼ職業が決まる
・農民、職人、武士などの固定構造
・キャリアという概念自体がほぼない
▶︎迷う以前に「選べない」
②明治〜高度経済成長
・学校→就職→定年まで勤めるモデル
・終身雇用、年功序列
・大企業=安定の正解ルート
▶︎迷いはあるが、選択肢は
少ない(正解ルートあり)
③バブル崩壊〜2000年代(転換期)
・終身雇用の崩壊が始まる
・転職、非正規、キャリアの多様化
▶︎これまでの正解が揺らぎ
始める
④現代(2010〜現在)
・転職、副業、独立が当たり前
・SNSで他人のキャリアが見える
・成功の定義が分散
▶︎正解が存在しない状態
まとめ
キャリアの歴史は「制約の減少」の歴史でもあり、現代は選択肢が増えた一方で、それが今の不安や迷いを生む原因の一部であると言える。
次に読むならこれ
「仕事選びに迷っていた時の話」